最低賃金のコンビニでアルバイトしてみてわかったことと体験談

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こんにちは、Ryukです。

コンビニって結構時給が安いですよね。

地方のコンビニでは、最低賃金の募集がほとんどで、「急募」の文字が並んでします。

それだけ需要のある仕事なら、時給を上げれば良いのに、って思いますよね。

しかし、簡単に時給を上げられるほど、コンビニの儲けって多くないんですよ。

結論からいうと、コンビニの時給は安く、仕事量も多いですが、意外と狙い目で、覚えてしまえばコンビニほどメリットの多い仕事は無いのでは?と思うほどです。

体験談を交えながら解説していきます。

時給は低いほうが良い

コンビニの時給は、都会でない限り、ほとんどが最低賃金です。

また、駅や商店街の近くなら、少しは高かったりもしますが、不自然に時給が高い所はそれなりの理由があるので、金額に釣られて行かない方が良いでしょう。

時給が高いコンビニは忙しい

実際に時給に釣られて、周辺の時給より30円金額が高いコンビニで働いたことがあります(笑

周辺のコンビニと違ったことは、

・シフトの融通が利かない

・他店より、忙しく、仕事量が多い

・責任者、オーナー等の性格が悪く、スタッフに嫌われている

・長期契約させられる

などです。

順番に解説していきます。

シフトの融通が利かない

アルバイトはフルタイムの仕事と違って、空き時間や、休みの日の時間を使ってお小遣い稼ぎができるのが誰もが思う基本スタイルです。

学生なら、帰宅後や休日など。

しかし、学生なのに、テスト期間に休みがとれない、シフトが多すぎて学業に影響が出るから減らしてほしいと言っても聞き入れてもらえないことが多いです。

仮に週5出ていた子でテスト期間休みたくても、「週2は出てほしい」と言われたり、、、

あくまで私の体験談ですが、シフトの融通が利かない店舗が結構ありました。

他店より仕事量が多い

時給が高いことには理由があります。

その一つとして考えられるのが、仕事量が多いことです。

ただお店が忙しいと言う場合もあれば、オーナーや責任者のこだわりが強く掃除レイアウト変更ポップ作りに積極的な場合もあります。

私の働いたコンビニでは、面接時に女性はポップ作成ができることが採用の最低条件でした。

また、棚掃除という棚の商品を一度全てどかし、棚を清掃するという業務も毎日あり、床のモップがけ、光沢を出すバフマシーンなどを頻繁にかける店舗もありました。

接客や納品の検品整理、揚げ物の作成、伝票の整理、発注、レジ点検、廃棄処理などの仕事に加え、こういった仕事が追加されると、とても手を休める間がありません。

わざわざ時給が高いコンビニより、そもそも時給の高い職種を選んだ方が楽なほどです。

オーナーが嫌われている

仕事環境が普通でも、オーナーや責任者がとても性格が悪い場合があります。

当たり前のようにパワハラ発言をしたり、自分の仕事のレベルを他人にも求めたり、シフトで休みをとるときも、凄く嫌な顔をされたりですね。

過去にすぐ辞めたコンビニですが、私の祖父が脳梗塞で倒れて、家族も駆けつけてくれているが、心配なので、自分も付き添いに行きたく、緊急手術中も外で無事を祈りたかったのですが、その連絡をオーナーにしたら

「いや、どんな理由でも代わり探してから連絡くれる?大変かもしれないけど、君が病院行ったところで、手術の成功率が変わる訳でもないやろ?付き添いまではわかるけど、終わったら仕事向かってくれる?家族誰も付き添えない訳じゃないんでしょ?」

と言われました。

心配の一言があってもいいのに、正直怒りましたね。

やってはいけないことですが、そのまま連絡を無視し、本部に連絡を入れ、アルバイトを辞めました。

こんな対応をしていては、いくら仕事が楽でも、スタッフは辞めてしまいますよね。

その結果、他より時給を上げるようなことをしないと、アルバイトが集まらなくなってしまったのです。

辞めるときに時給の高い理由に納得しましたね(笑

長期契約させられる

コンビニはアルバイトの入れ替わりが結構激しい職種です。

平均すると、半年から1年くらいで辞める人がほとんどだと思います。

そんな中、オーナーや責任者は「せっかく仕事教えて、一人前になっても、その頃に辞められては、育てた意味がない」と思う人も多いはず。

そのため、育てた人がすぐに辞めないようにするために、時給を上げる代わりに、長期で働くことを約束してね。という交換条件みたいなものです。

3年契約などを契約書に書かせる店舗もありますが、法的に契約期間の限度は1年です。

1年以上勤務すると、契約に関係なく、辞める権利が与えられています。オーナーに辞めるとき言いづらいですけどね(笑

逆に賃金が低い所は良いのか?

当然ですが、お金を稼ぐという基本的なこととしては、一番不利な条件です。

しかし、お店が暇で、結構ゆっくりする時間があったり、一緒に入っているスタッフさんと仲良くなる時間や話す機会が増え、楽しく仕事ができる環境が整っていたりします。

協力して、時間内に必要な仕事を最速で終わらせ、後はゆっくりお話でもしよーというような店舗もあり、オーナーや責任者も優しく、やることさえやっていれば、お客様の見栄えは悪くならない程度に、好きにしてくれていて良いよ

というような超楽チンな店舗もありました。

大学生時代、一人暮らしをしていたのですが、お小遣い稼ぎに深夜帯で働いていたとき、アニメやゲームについて話すような先輩が居て、仕事が終わったらゲームセンター、家に帰って睡眠とって、また出勤、みたいな日々もありました。

私が働いていた福井県では、ちょうど24時間営業のゲームセンターがあったんですよね(笑

責任者が優しい

私が働いてきたコンビニの傾向に過ぎませんが、時給の安い店舗は、オーナーたちも時給が安いことは十分理解しているので、

「安い時給で働いてもらって、ごめんね、うちがもう少し繁盛していたら、時給も上げられるんだけど、田舎だと中々厳しくてね」

と言ってくる人もいます。

そんなこと言われたら、少しでも「お店のために」って頑張りたくなりますよね!

結果的に私はそんな仏のような優しいオーナーの下で副店長になり、精算などの仕事を覚え、オーナーの仕事を楽にすることに努力しました。

そのときは学生で少し遊べるお金があれば良かったので、手当なども自ら断り、普通のアルバイトと同じ時給で働いていました。

まとめ

私の経験ですが、時給が高い、安いにはそれぞれ理由があります。

自分の働こうとしている店舗はどういった理由があるのか、お客としてお店に行くだけでも、

働くつもりで見ていたら、意外と色々見えてきたりしますよ。

働きにくく、仕事量が多い時給の高い1時間を取るか

楽しく笑いが絶えなく、プライベートの友人もできるかもしれない時給の安い1時間をとるかですね。

私は後者です(笑

余談ですが

結構twitterのDMなどで、「なぜそんな多くの経験をしているのですか?作り話ですか?」と言われますが、全て実話です(笑

私は根っからコンビニのアルバイトが好きで、高校生時代からコンビニでアルバイトをしていない期間がないのでは?というほどに経験してきております。

高校生の頃はローソンで、卒業後は県外の大学へ行き、深夜アルバイト、大学は真面目に行ったので、後半は単位数が溢れ、休みの毎日になり、3店舗を掛け持ちしていました。もちろん全てコンビニです(笑

たまたまお店の閉店も2店舗あり、新たに別店舗のアルバイトを追加して、大学時代では5店舗の経験を積みました。

社会人になっても、夜勤週2のコンビニを2店舗掛け持ちし、2年くらいを目途に別店舗に移動しています。時給の高い店舗やイベント周辺の店舗など、他の店舗の違いを知りたくて移動するのがほとんど。

自分の店舗を持つようになり、そういった経験は減りましたが、結構な数のコンビニを経験していると思うので、それなりの参考材料にしていただければ幸いです。

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