こんにちは、Ryukです。
コンビニでアルバイトをしてみたいと考えている方、時給が安いことや、募集数が多いことから、コンビニの仕事ってキツイの?
と思ったことはありませんか?
正直、コンビニのアルバイトはキツイこともあれば、楽なこともあります。
今回はアルバイトをしていて、精神的、肉体的にしんどいと感じたことを紹介します。
コンビニアルバイトの主な仕事
まず、コンビニアルバイトは、仕事は時間帯によって大きく変わります。
ざっくり分けると
・朝勤
・日勤
・夕勤
・夜勤
です。
それぞれ共通している仕事もありますが、大抵各時間帯には、その時間特有の仕事があります。
例えば、深夜にはドリンク補充や清掃、朝~夕勤にはホットケースの補充、セールストークなど
当然ですが、人によって好きな仕事、嫌いな仕事があります。
実際にやってみて、辛いなぁと感じた仕事紹介していきます。
肉体的に疲労が溜まる仕事
コンビニアルバイトは比較的肉体労働は少ない方ですが、それに慣れてしまったせいか、重いものを運ぶ仕事がとても辛く感じます。
翌日筋肉痛になることも多々あります。
私は普段からインドアで家から出ることも少なかったため、アルバイトでしか経験しない仕事で力を使う場合は、とても辛かった印象があります。
コンビニアルバイトで力を使う仕事を紹介します。
ドリンク補充
深夜にすることが多いドリンク補充ですが、飲み物のケースを何十回も運んだり、開封したり、並べたり、整理したり、とかなり荷物の上げ下げが要求される仕事です。
また、労働が冷蔵庫の中で行う作業が多く、荷物の上げ下げに加え、寒い環境下ですることを強いられます。
忙しい店舗では、50ケース以上整理することもあり、作業時間が2時間を超える場合もあります。
とても冷蔵庫の中で2時間も滞在すると、体調を崩すので、私は深夜バイトのときは、3回~4回くらいに別けて整理していました。
棚掃除
重たい物を持つわけではありませんが、今棚に載っている商品を退けて、棚のふき掃除をします。
掃除が終わった後にまた商品を元にもどします。
基本的に商品をカゴなどに入れて退けるのですが、大抵床おきになってしまうため、腰の上げ下げがとても多く、小さい商品が山ほど載っている棚では、退けるのにも回数かかりますし、元に戻すのはとても大変です。
棚の中段くらいになると、中腰で上げ下げを繰り返すので、とても辛い体勢で掃除しなければなりません。
精神的に辛い仕事
仕事で辛いのは、肉体的疲労もそうですが、精神的に辛い仕事もあります。
アルバイトなのに責任が重過ぎる、、、
と感じる仕事が結構あります。
コンビニでは、普通ならアルバイトにさせないような仕事も長期間居るとアルバイトが担当することも多々あります。
過去にお店の売り上げ数百万円をATMで送金する作業をアルバイトがしているのを見たことがあります。
「無くなったらどうするの?」と思いますね、、、
仮に不注意で誤差があっても、アルバイトに責任や負担させるには、あまりに可哀想です。
月5万円くらいのアルバイトに100万円以上のお金を任せるなんて、アルバイトからしたら、
「このお金に万が一のことがあったら、全部私の責任、、弁償しろなんて言われたら、20ヶ月タダ働きになってしまう、、、」
と思うと精神的にとても辛いです。
任せられたら、断り辛く、途中で放棄するわけにもいかず、
アルバイトそのものを辞めたいときも、責任重大な仕事があるせいで、やめられない、、、
責任感が強い人なら、「私が辞めたら、お店が回らなくなる、だから辞めれない」と思う人もいるでしょう。
そういった責任が重く、精神的に辛い仕事を紹介します。
発注
お店の商品の仕入れを行う仕事です。
おにぎり、弁当、サンドイッチ、パンなど毎日納品があるものは、毎日発注があります。
そのため、毎日誰かが発注を操作する必要があります。
休みや手をつけられない日のために、事前発注というシステムもありますが、2日前に数字を決めてしまうため、当日までの商品の変化を見ることができません。
例えば、毎日売れていた商品が1日だけ売れ残ったとしても、翌日2日前に入れた分が納品されてしまい、在庫が溢れたり、
逆に普段あまり売れない商品の発注を減らしていたりして、急に売り切れてしまっても、納品がこない、、
なんてこともありえます。
そのため、発注はなるべくリアルタイムでギリギリまで数字を追いかけることが、無駄な在庫を抱えたり、売り切れを防ぐポイントです。
そうなると、毎日納品の商品には、発注を毎日確認する必要があります。
必然的に丸一日休みの日というのは無くなり、発注だけでもお店に見にこないといけない。なんてこともあります。
上手く連携が取れていて、発注を曜日ごとに分担できていたりする場合は、負担は軽いですが、
・自分の担当の日は休めない
・休むときも発注ができるアルバイトの人でないと交代できない
など、何かあったときの休みもとり辛く、精神的にも辛い仕事です。
精算
お店の売り上げ金や一日トータルしたお金の動きを整理するお仕事です。
割引券や無料券、収納代行などの枚数を数えて、本部に送る書類を用意したり、レジ内のお金を規定金額に戻したりします。
お金を扱う仕事なので、お店で働いている暦が長い人や社員などが選ばれることが多く、責任も重大な仕事です。
最終的にお店の売上金を送金する作業があるのですが、数十万、数百万のお金を持って、ATMなどで送金する必要があります。
お店の1日の売り上げ全てを自分が管理していると思うと、このお金に万が一のことがあったらどうしよう、、、と考えてしまい、精神的に良くないですよね。
また、精算も1日に1回行う必要があり、誰か1人は精算ができる人が出勤する必要があります。
責任が重い上、誰かやらないといけない、自分だけしか出勤できる人がいないなら、自分が行かなければならない。
結構なプレッシャーですよね。
クレーム処理
コンビニアルバイトでは、本当に些細なことでクレームがきます。
聞いていると、「そんなことでわざわざ電話までかけてくる?」と思うような内容がほとんどです。
しかし、お客様を怒らせないように丁寧に対応する必要があります。
仕事が慣れてくると、電話応対も仕事になってきます。
電話のほとんどが自分とは関係の無い内容ですが、それでも頭を下げ、折れて折れて対応が必要になってきます。
例えば
「アイスコーヒーを買ったけど、家に帰ったら、氷が溶けてた」
「ウエハースを買ったけど、開けたら、割れていた」
「袋の中に虫が入っていた」
「店員さんがレジのときアルコール消毒をしていなかった」
「レシート要らないのに、勝手に手に載せられた」
など、クレームを数えだすときりが無く、どれだけ経験を積んでもイレギュラーなクレームや未経験のクレームはきます。
アルバイトの一存では判断できないような内容もあり、答えられないと、余計にクレームになったりと、一方的に言われ続けることにストレスを感じることも多々あります。
過去に経験したクレームに
「おにぎりを買って、翌日に食べようとしたら、消費期限が切れていた」
という内容がありました。
コンビニのおにぎりの消費期限は半日がほとんどで、期限が近いものだと5時間程度で切れるものもあります。
しかし、そういった常識を説明してもクレーム解決にはならないため、謝罪し、「対応に関しては責任者より連絡を差し上げます」と伝えたのですが、
「24時間営業が売りの店で、なんで24時間対応できる人間が居てないんだ、何もできないアルバイトに店任せてるなんてどうなっているんだ」
とクレームが悪化してしまいました。
後から内容を整理しても、答えが見つからず、その場はアルバイトの判断で返金や返品をしますとは言えず、オーナーや店長の判断にゆだねるしかなかったと思いました。
こういった何が正しいのかわからない、また、自分の責任がないようなことでクレームを受けてしまうのは、精神的に重く捉えてしまう人もいるようです。
まとめ
今回紹介したような仕事はどんなコンビニでも共通している仕事内容です。
お店によってしんどさ、辛さの度合いは違うと思いますが、全ての作業が楽で覚えることが多いだけ、と思っていると、意外な辛さがあったりするので、今回は私がしんどいと感じた仕事を紹介させていただきました。
コンビニアルバイトの仕事は様々なので、他にもしんどいと感じたり、人によっては私が紹介したような仕事も楽だと思うようなこともあるかもしれません。
事前にある程度知っておきたいという人は、働きたいと思っているコンビニの働きたいと思っている時間帯にお客として何度も足を運んでみると良いですよ。
お店の雰囲気やスタッフの空気感が伝わってくると思います。
ただ行くだけではなく、少し観察のつもりで店内を見てみると良いでしょう。
お客の立場からはわからないことや気になることは、正直に面接で聞いてみましょう。
面接の段階で合わないと思えば、断れば良いですしね。
しんどい仕事の他に勤務時間帯による仕事内容を紹介した記事もあります。
よろしければ、こちらも合わせてご覧ください。