こんにちは、Ryukです。
コンビニでアルバイトしたいと考えている方、どんな仕事があるのか、気になりますよね?
今回は、コンビニアルバイトのお仕事を夕方勤務をベースに詳しく触れていきたいと思います。
結論から言うと、夕方勤務おいて一番大切なのは、レジのスピードと接客の丁寧さです。
夕方勤務の仕事内容
私が今まで夕方勤務で経験した仕事内容はこんな感じです。
- レジ・接客
- 店内・店外の清掃
- トイレ掃除
- 前出し(全立体陳列)
- ホットケース商品の補充(揚げ物など)
- 温度チェック
- レジ点検
- 棚清掃
- 商品補充
- 発注
- 伝票整理
- 検品
- 廃棄
- セールストーク
こんな感じです。
数だけ見るとめちゃくちゃ多い…と感じますよね?
初めて研修するときもかなりメモった記憶があります(笑
しかし、慣れれば自然にできるようになります。
一つひとつ解説していきます。
レジ・接客
コンビニのレジ操作は機能が沢山ありますが、今は昔に比べて、画面で丁寧に説明が出てくるので、それほどきっちり覚えてなくてもなんとかなります。
基本の動きは、
挨拶をする「いらっしゃいませ、こんにちは(こんばんは)」
↓
「ポイントカードはお持ちですか?」
↓
読み上げ登録「○○円が1点、○○円が2点、合計3点で○○円のお買い上げになります」
↓
「有料のレジ袋はご利用になられますか?」
↓
お金を受け取り、お返し、挨拶「○○円、お預かりします。○○円のお返しです。ありがとうございます。またお越しくださいませ」
基本となる接客はこんな感じです。
ここに公共料金の支払い、荷物の配送、電子マネーのチャージなど、細かい操作が追加される感じです。
夕勤の要ともいえるのが、レジ・接客です。
お店の売り上げはピークのときにどれだけ接客できるかで決まります。
レジ操作のスピードも重要ですが、スピードを重視しすぎて、接客がおろそかになっても、お客さまから不安の声やクレームに繋がります。
接客は丁寧に!レジ操作はスピーディに!がとても大切です。
どんなコンビニでも挨拶のマニュアルがあるので、徹底して覚えましょう。
マニュアルには、
「ポイントカードお持ちですか?」
「有料のレジ袋はご利用ですか?」
など、必ず聞くことに加え、
「只今、フライドチキンが揚げたてです。いかがでしょうか?」
というような売り上げに繋がるトークも混ぜ込んで接客してみましょう。
店内・店外の清掃
夕方がピークを迎えやすいコンビニでは、お客様の来店数が多い分、お店が汚れるのも早いです。
ダスタークロスで床拭きをこまめに行い、砂、土ほこりなどを綺麗に取り除きましょう。
深夜帯では、お客様の来店数が少ないため、床にモップをかけたり、バフマシーンという機械をつかって、ワックスを磨いたりもします。
店外はたばこの吸い殻や商品を食べた後のゴミが捨てられていたりします。
ゴミが落ちているお店は汚く見えてしまうので、箒とちりとりで綺麗にします。
トイレ掃除
トイレも同様に汚くなっていきます。
清掃用の洗剤等を使って綺麗にすることが多いですが、夕方はレジが混むことが多いので、トイレットペーパーを三角織したり、鏡を磨いたり、ゴミが溢れていたら交換したり、
その他手洗い洗剤の補充等をします。
深夜帯では、床に水まきをし、デッキブラシでこすったりする店舗もあるようです。
前出し(全立体陳列)
商品が売れると綺麗に並んでいたところに凹みができますよね?
奥の商品を前に出して、商品のラベルを綺麗に表向ける作業です。
店舗によりますが、夕方では1時間に1度くらい行うくらいが平均です。
慣れれば、10分程度で店内の商品全ての前出しが完了します。
ホットケース商品の補充(揚げ物など)
フライヤーやレンジを使って、揚げ物などの補充を行います。
品質管理のため、作った時間、廃棄時間をメモしましょう。
実は、ホットケースの商品(からあげクン、ファミチキ、竜田揚げ棒など)を売ることが一番利益が大きいです。
しかし、ホットケースの商品は数時間で廃棄になってしまうため、作る個数のコントロールが必要です。
売れたら、作る。
売れたら、揚げる。
を繰り返します。
商品が並んでいない状況を極力少ないように心がけましょう。
温度チェック
陳列している棚のお弁当やサンドイッチ、ドリンクやアイスクリームは、品質管理のため、適切な温度を保っています。
温度に異常がないかを常に確認するため、6時間に1回程度、1日に4回ほど、温度を確認し、記録表に残します。
店内、レジ内などの温度表示のあるものを順番にチェックし、記録するお仕事です。
慣れれば5分程度で終わります。
レジ点検
自分の勤務中にお釣りの渡し間違いなどで、レジのお金がずれていないかチェックする仕事です。
最近では自動レジも増えてきており、レジ誤差がほとんどありませんが、自動でない場合は
お札、小銭の数を数え、コンピュータに入力します。
その結果、本来あるはずのお金の合計金額をコンピュータが計算してくれます。
数えた金額と誤差がなければOKです。
棚清掃
商品の置いている棚は、日々ほこりがたまっていきます。
特に商品の入れ替わりが激しくない、日用品の棚は、ほこりがとても溜まります。
毛ばたきで商品についているほこりを取りのぞき、商品を一度カゴにどけて、棚を拭き掃除します。
月に1度程度のペースでやるのが、ベストです。
私が働いていたコンビニでは、全時間帯の人がする仕事で、手が空いたらとにかく棚掃除という感じでした。
少しでも放置していると、結構ほこりはたまるので、まめに掃除したいですね。
商品補充
商品が店舗に納品されるときは、大抵カートン、ロット単位で仕入れをします。
その商品は棚に並びきらないものも出てきます。
そういった商品はバックルームに保管します。
夕方の勤務では、商品が凄く売れるので、棚の商品が減りやすいです。
前出しの仕事を兼ねて、バックルームの商品の品出しもしていきましょう。
その時に注意すべきは、先入れ先出しです。
先入れ先出しとは、先に入ってきた商品の方が、賞味期限が近いため、先に売れるように、棚の手前に置くということです。
つまり、補充の時は、奥の方に補充するのが鉄則です。
発注
仕事が慣れてくると、お店の商品の動きや、ピークの時間、売れ行き、傾向などを把握できるようになります。
そういった、お店のことが理解できてきたスタッフには、発注の仕事が与えられることがあります。
発注は、少なくなった商品、売り切れた商品の補充をするために、注文を出す仕事です。
タブレットのような機械をつかって、数字を入力し、発注締め時刻までにデータを送信します。
発注は翌日までに商品が届くようにするためには、発注締め時刻までに発注を完了させる必要があります。
また、商品が納品される曜日が決まっているものもあります。
例えば、アイス・氷などは週に4日、決まった曜日にしか届きません。
そういった日にきっちり間に合うように発注を行う必要もあり、リアルタイムで商品の動きを見られるように、シフトが常に同じ曜日に入っている人や、勤務日が多い人が担当として選ばれる傾向にあります。
シフトが不規則な場合や、スタッフにそもそも発注を任せたくない、オーナーは、自分自身で行っている店舗もあります。
伝票整理
コンビニでは、様々な商品の納品や、清掃業者による床の清掃、郵便などの荷物の受け渡し、チケットの販売の店控えなど、様々な伝票や店控えがあります。
商品が足りなかったときや、前回の仕入れを確認する場合など、様々な用途として、伝票は使います。
しかし、伝票はあまりに多すぎるため、受け取るたびに整理できません。
特定の時間に伝票の総数を数え、伝票を種類別に分け、各業者ごとにファイリングします。
それほど時間はかかりませんが、間違えないように、日付をしっかり確認して行う必要があります。
検品
納品がきたときに、届いた商品が発注した個数と合っているのかどうかを確かめる必要があります。
機械をつかって、届いた商品のバーコードをスキャンし、機械に表示される個数と数が同じか確認していきます。
届いて、すぐ並べるのではなく、検品作業が必要なので、慣れないうちは注意が必要です。
廃棄
決まった時間の数分前に廃棄作業があります。
例えば、19時までに廃棄と決まっている場合は、18時50分くらいから作業をはじめたりします。
消費期限を確認し、数時間後に切れてしまう商品を廃棄します。
一つひとつ確認して、廃棄漏れがないようにしましょう。
廃棄商品が見つかったら、売り場の棚から下げ、バックルーム等で廃棄処理を行います。
廃棄処理が終わると、原則として、その商品は捨てなければいけません。
勿体無いと思う方がほとんどなので、こっそり持って帰ってもよいことにしている店舗もあります。
ありがたいですね。
しかし、原則持ってかえってはいけないので、内緒にしておきましょう。
仮にその商品を食べて、お腹を壊しても、自己責任ということは理解してあげましょう。
セールストーク
セールストークはやらないお店も多いですが、責任者に指示されることもあるので、できるようになっておきましょう。
一番簡単で、良く使うのが
「○○セール中で大変お買い得です。お一ついかがでしょうかー」
「○○できたてです(揚げたてです)。いかがでしょうかー」
この二つです。
安くなってお買い得になっている商品は、今のコンビニでは、どの系列店でも、必ず毎日あります。
常に何かのセールはしているので、ひとつ覚えれば、商品名を変えるだけで使いまわしできますね。
もうひとつはホットケースの商品を売りたいときです。
お客様の立場から見ても、揚げたての商品、できたての商品が食べたいですよね?
しかし、ホットケースの商品は、どれができたてかわからない、、、
そんなときにできたてを伝えるセールストークをすることで、とても売れやすくなります。
是非覚えておきましょう。
お客様の多い夕方勤務の人がセールストークができると、とても好印象ですよ。
夕方勤務のメリット・デメリット
コンビニの働く時間によっても、他の時間と比較した場合、得なことや、損なことがあります。
自分に合っていると感じた時間帯に勤務ができるなら、そういった時間を選ぶのもありですね。
メリット・デメリットについて紹介します。
メリット
他の時間帯と比べると、圧倒的にレジに立つ時間が長く、他の仕事をする余裕がありません。
そのため、夕方の仕事はレジと言っても過言ではありません。
店舗によっては、夕方の仕事はレジのみ、というところもあります。
そのため、レジ・接客が嫌でなければ、他の仕事は任されることが少ないので、覚えることが少ないほうが良いという方は、夕方勤務がおススメです。
また、接客がとても多いので、接客に一番なれることができるのが、夕方勤務です。
デメリット
夕方勤務のデメリットは、
・疲労
・時給の安さ
です。
特に揚げ物の補充、セールストークで声だし、接客で常に喋らなければいけない、ということから、時間が経つのは早く感じますが、終わったときの疲労感も凄まじいです。
次に、時給の安さです。
早朝勤務は早朝手当て、夜勤は深夜手当で時給が上がるにも関わらず、一番忙しい夕勤と日勤が一番時給が安いのです。
安いというより、基本時給そのままです。
なので、がっつり稼ぎたい方は、深夜が良いかもしれません。
実際に働いてみて
コンビニのアルバイトで一番楽しかったのは、夕方勤務です。
私が働いていた店舗は、とても売り上げを伸ばすことに積極的でした。
そのため、夕方はいかに売り上げを上げるか、皆で試行錯誤の繰り返しでした。
コンビニの同じ系列内では、セール商品の売り上げランキング等も店舗に届きます。
アルバイトも皆、向上心があり、「○○店には負けない」「今日は100個売るぞ!」と自分からノルマを作って仕事をしていました。
やりがいもあり、学校の部活をしているような感覚でとても楽しかった記憶があります。
学生におススメなのは夕方勤務
学生は学校が終わった後にアルバイトをする人がほとんどです。
そのため、ほとんどの店舗が夕方にアルバイト未経験などの子に仕事を教える準備、教えられるように責任者を配置していたりします。
また、同じように学生でアルバイトに来ている人も多くいるので、自分と同じように仕事に来ている人がいるというのは、気持ちが楽で緊張しないですよね。
まとめ
コンビニの仕事は全体の項目としてはかなりの量ですが、一つひとつにかかる時間は短かったり、日常的に家でもやっているようなことをするだけで、とても覚えやすい仕事も多いです。
やりがいもあり、仲の良いアルバイト仲間や恋人もできる可能性があります。
接客のような他の仕事でも活かせる基礎スキルも学べるので、コンビニアルバイトはおススメです。
もし、アルバイトに悩んでいる方は、一度経験してみてはいかがでしょうか?