コンビニの一番くじに当たりはない!?経験者が全てを語ります。

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こんにちは、Ryukです。

コンビニでフィギュア等が景品の当たりくじ、「一番くじ」等を一度は目にしたことはあるのではないでしょうか。

くじの価格は500円~800円が相場で、くじは全部で80枚前後

引いたくじは半券表に張られ、残りの当たり数が分かる仕様になっているのがほとんど。

結論からいうと、不正をしているお店は少ないと考えられます。

くじの当たり抜きは可能?

あたり はずれ

くじそのものがお店に入ってきたときに、どれが、どの当たりかお店にはわかるように入ってきているのでは?という疑問が多い。

それなら、当たりくじは最後まで隠しておけば、早々に目玉商品を当てられ、ハズレくじの処分に困ることもない。

売るための手法としても理にかなっているので、ありえそう。と思いますよね?

しかし、くじはお店側にもどれがアタリかわからない仕様で納品されます。

くじは返品可能

くじの中身がわからないのでは、アタリを早々に出されたときに、お店は赤字になってしまうのでは?と思いますよね。

まず、くじの原価は8割程度です。

つまり、1回700円のくじで80枚のセットの場合、56000が定価。

56000 x 0.8 = 44800円 くらいが原価です。

44800 ÷ 700 = 64回 となるので、64回以上売れれば、後は利益です。

しかし、残り16個までの間にアタリが出てしまうことは結構ありそうですよね?

なので、くじによっては返品を許可しているものがあります。

お店からすると、返品があるのは、ノーリスクなので、積極的に発注したいものですね。

今は売れ残り救済処置として、くじにはラストワンという最後のくじを引いた人が、特別な特典を受けられるようになっているものが多いです。

ラストワンもあり、返品もできる商品をわざわざ小細工をしてリスクをおかすようなお店は今はほとんどないと思います。

ですが、人気のくじは返品が不可の場合もありますので、そこは仕入れるかどうかはお店次第ですね。

くじの当たりをサーチできる?

わからないように納品されているくじですが、工夫次第でアタリが見えたりするのでは?

と考える人もいます。

例えば、ライトを当てたり、爪楊枝でのぞき込んだりと、方法は山ほど噂されていますが、実際は不可能だと思います。

こちら検証動画が上がっていましたので、参考にしてください

【不正を実証】一番くじでの当たり抜きのやり方、徹底検証

もうひとつはシートの配列を知るという方法です。

シートを印刷するという工程はあるため、必ずシートの形のデータはあるわけです。

1パターンだけではないと思いますが、シートの配列を知っていれば、あたりの位置を予測することは可能です。

毎回パターンも違うようなので、その都度配列を知る必要があります。

シートを検証した記事がありましたので、こちらを参考にしてください。

一番くじを検証してみた券

配列を知る方法にはリスクがある

手錠をする男性

配列を知るという方法ですが、例として、2カートン仕入れて、1カートン目のシートを配列を知るために開けるという行為をして、2カートン目で配列の上位賞の位置だけ抜き取るという方法が考えられます。

まず、配列を知って何をするのか?

当たりを抜いた状態でくじを引かせ、ほとんどのくじを引かせた後に売り切れにして、自分だけが上位賞を手にする

ということです。

当たりの場所を知ったとしても、初めから当ててしまったら、残ったくじは誰も買わないので、上位賞は残っているように見せかけて、はずれくじを引かせ、上位賞後で自分が回収するという手口がほとんどでしょう。

この行為をするためにはいくつかの条件があり、リスクもあります。

・手元に1カートンの在庫が残る。

シートを剥いてしまった1カートン分の商品が手元に残ります。なので、商品をネットで売っても多少赤字になる可能性が高いので、2カートン目も同じシートかわからないような状況で、赤字分も元をとれるかわからないのにやるのはリスクですね。

・当たりを抜いているので、くじの数が減る

くじの総数が減るので、お客様に数えられたら、景品の数と合わなくて不信感を持たれる可能性があります。

・当たりを抜いている状態で全て買われてしまうと、バレる

上記と似ていますが、「残っているくじを全てください」と言われると、会計のため、数を数える必要があります。そうなると、当たりくじを抜いていることがバレてしまいます。

・共犯者、もしくは自分がいる時しかできない

当たりくじを抜いて、自分がお店にいないときに売れてしまうと、お店はパニックになります。

そうなると、防犯カメラ等で責任者に確認され、下手すると犯罪になります。

責任者が犯人の場合はその可能性はありませんが、お店の評判は下がり、本部などに連絡があった場合は閉店の可能性もあります。

実際にお店で見た良くないこと

実際にシートの配列やライト、爪楊枝でサーチするのは現実的ではありません。

くじの当たりが分からなくても、実際に悪いことをしていたお店は存在します。

それは2カートン仕入れて、先に1カートン目の当たりが早く出てしまった場合、

もう1カートン開けて、その中に最初のハズレしか残っていないくじを混ぜるという行為です。

あまり多いとバレるため、10枚程度ハズレくじを足し、ハズレを引いては、補充ということをしていた店舗がありました。

勿論、それでも確率の低いアタリを引かれてしまうことはありますけどね(笑

私はアルバイトの身でその現場を見ていたのですが、そのとき高校生だった私にそれを指摘する勇気はありませんでした。

そのときはラストワンもありませんでしたし、返品のシステムもなかった可能性があるので、リスクの高いくじを何とか捌こうと悪いことをしていた店舗は多かったと思います。

しかし、今は結構売り切れるように工夫もされ、下位賞も欲しい人が増えるように工夫もされています。

なので、不正をするお店はかなり減ったのでは?と思います。

不正をしている店舗は多い?

考える女性

結論から言うと、2022年の9月現在、不正なことをしている店舗は少ないと思います。

ハズレが多く減って、当たりやすくなったタイミングという有利な条件の時だけ店員が引く、というようなこともありますが、

これくらいは店員特権なのでは?と私は思います。

別にアタリをサーチしている訳でもないし、確率が良いときだけ買うという、パチンコのハイエナと同じようなものかと思っています。

確率高くても、外れるときは外れるのでね(笑

まとめ

今回の内容をまとめてみると、

・店舗側がアタリだけを抜くことは難しい。

・店舗には救済処置が多いので、リスクをおかしてまでやる意味がない。

・経験上、店舗数でみても不正している店舗は少ないと思う。

という結論になりました。

実際にあった被害や疑問に思ったことがあれば、ツイッターのコメント欄か問い合わせで教えていただけると幸いです。

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